運搬作業のトラブルを避けるには

繁忙期を避けてトラブルを減らす

 

特に繁忙期に関しては、人手が足りなくなるため、引越しスタッフの半分以上がバイトになります。
バイトに関しての教育は、研修が社内であったとしても、基本的には現場で仕事をしながら教えていくことになります。
つまり、作業スタッフの半分以上が新人の現場もありうるということなのです。

 

これを避けるためには、まず繁忙期を避けること。
繁忙期の引越しにはよいことはなにもありません。
スタッフの熟練度は相対的に低くなりますし、朝一番でない場合にスケジュールが後ろにずれ込むことは多々起こります。

 

さらに、当日だけでなく、連日の疲れでスタッフの集中度も下がりますので、物損事故も多くなります。
また、トラブルが起きた時に人手がないために、素早いフォローは期待できません。
それに加えて、料金はオフシーズンに比べて高いのです。

 

どうしても繁忙期に引っ越さなければならない場合

 

当日に熟練度の高いスタッフが配置されるかどうかは、ある意味では運の要素ですが、少しでも有利にする方法はあります。
それは、訪問見積もり時に、しつこく訪問スタッフに希望を伝えることです。
家や家具に絶対に傷をつけて欲しくないこと、傷に関してはかなり細かくチェックすることを嫌がられるくらいに繰り返し伝えることが大切です。
この時に、具体的に傷を付けたくないところをピックアップして伝えると効果的です。
具体的に言えば、引継ぎ書に文字で書き残さなければいけなくなるからです。

 

こうして面倒くさい客だと作業スタッフに引き継がれれば、優先的に熟練度の高いスタッフが割り当てられる確率は高まります。

 

当日の心がまえ

 

訪問見積もりスタッフから作業スタッフへの引継ぎは、丁寧にコミュニケーションを取れていることもありますが、紙一枚で引き継がれている場合もあります。
ですので、作業が始まる前に、訪問スタッフに伝えた希望を、作業スタッフと再確認しましょう。
引越しが始まる前に、絶対に傷を付けたくないというような希望を、リーダーだけでなく、スタッフ全員に伝わるように大きな声で話すことがポイントです。
また、心付けはその時に渡すようにします。

 

どんな熟練スタッフでもミスは起きますが、依頼者自らが現場に緊張感を持たせることで、かなり現場の空気は締まります。
このように作業前にスタッフと再確認すると、作業の質だけでなく、養生の内容も変わってきますので、物損事故の可能性は大きく減ります。

 

最後の物損チェック

 

積み下ろしが終わりに近づいたら、物損チェックを始めましょう。
後日に引越しの時の事故だと申し出ても対応には時間がかかりますし、認められないこともありえます。
作業スタッフはトラブルを認めたくない心理が働くので、作業終了後には、とにかく早く撤収したがります。
その空気に負けないように、運び込みと並行して、丁寧にチェックをしておくようにしましょう。

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