引越し料金の内訳

引越し料金は、名目上はともかくとして、具体的に様々な内容の積み上げでできていますので、それぞれを知っておくと交渉に役立ちます。
費用はその名目でそのまま見積書に書かれるわけではありませんので、見積書の項目の内容について営業マンには積極的に質問しましょう。
訪問見積もりの営業マンに対して、依頼主からの適切な質問をして、ちゃんと勉強している事をアピールするだけでも甘い見積もりを防ぐことができます。

 

また、ここで紹介する基本的な質問に対して戸惑うような営業マンは能力が低いといえます。
そんな営業マンを寄越す会社は作業スタッフの能力も低いので、依頼を避ける指針にもなります。

 

運賃

 

引越しの移動に関する料金で、国土交通省の定めた基準額をベースとして、各社が料金を設定していますので、業者によって大きな差はありません。
トラックの大きさと距離または時間で決められます。
その中で、距離と時間は自動的に決まりますが、トラックの大きさは営業マンの荷物量の判断で決まります。
ですので、「何トントラック何台で行うのですか?」とは必ず質問しましょう。
そして、例えば4t車で来るという場合には、イメージが分からなくても「3t車では無理なの?」と少なく突っ込みましょう。
そこで自信をもって丁寧に説明できれば営業マンとしては合格です。
見積もり能力が低い営業マンは、ミスをしたくないために、トラックを大きめに見積もる傾向があるからです。

 

人件費

 

作業スタッフの賃金のことで、料金の最も大切な部分になります。
会社によってことなりますが、一人あたり1万5千円弱が目安です。
「どんなスタッフが何人くるのですか?」と質問しましょう。
スムーズに答えられないようであれば、その営業マンの見積もり能力を疑うべきです。
人件費は、引越しにどれだけ手間がかかるかによって決まります。
これは荷物量だけの話ではありません。
建物の構造や、エレベーターの有無、搬入経路などによって、引越しにかかる手間は変わります。

 

梱包・養生費

 

中堅から大手の引越し業者では、ダンボールは無料でもらえるのが標準になってきていますが、結局は全体の料金の中に含まれるわけです。
ガムテープや布団袋などの実費も入ります。
また、家を傷つけないための養生資材もこの項目ですね。

 

保険料

 

業者の保険では収まらない内容の引越しに対して、利用者が任意にかける保険のことです。
業者の責任による事故に関しては、業者は保険に加入しているのですが、上限があるからです。
大手の業者であれば合計で1000万円程度の保険に加入しています。

 

オプションサービス

 

基本のサービスに含まれない部分です。
梱包サービスや、エアコンの取りつけ、クリーニング、また不用品の処分など、各社様々なオプションサービスを提供しています。

 

 

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