トラブルの補償はどんなもの

熟練スタッフの多い引越しでも、物損事故がゼロになることはありません。
そのため、引越し作業中や運送中に家財・家屋に損害を与えた場合には、依頼主に対して損害を賠償する責任があると法律で定められています。

 

そして、その賠償のために、多くの引越し会社は保険に加入しています。

 

 

物損事故は当日にチェック

会社としては補償に関しては保険に入っていますので、事故時のトラブルはスムーズに済むと思うかもしれません。
しかし、保険の有るなしに関わらず、物損事故は、まず現場のスタッフが認めたくないのが心情です。
後日に破損を報告しても、もしもスタッフが認めなければ交渉は長引くことになります。
ですので、トラブルを最小限に抑えるためにできるだけ損害に関しては当日に気付けるように、作業に目を配ることが大切です。

 

作業の終わりに近づいたら、運び込みと並行して家具のチェックをします。
家具を運び入れたのを確認したら、養生がはがされていくので、その場で家に傷がついていないか確認してからリーダーに引越し作業の終了を伝えましょう。

 

確認時には、家と家具の傷だけでなく家電製品とパソコンの電源チェックも怠らないようにします。

 

 

補償の範囲

補償の範囲は各会社によって違いますが、1梱包につき30〜50万円で総額1000万円というように契約書に基準が示してあります。
見積もり時に訪問スタッフとよく確認する事が大切です。
この時に、あまり事故や補償に関して話したがらない会社には注意が必要です。
そういった会社は、実際に事故が起きた場合にも、話が通りにくい可能性が高くなります。

 

実際に事故が起きた場合、内容が明確でそれなりの金額であれば保険を利用しますが、軽い事故の場合には自社の裁量で弁償という対応がほとんどではないでしょうか。

 

 

補償の範囲外

補償の範囲をはずれるような貴重品や美術品などがある場合には、別の保険に加入したり、補償の範囲を広げたりの対応が必要です。
貴重品を申告せずにダンボールに入れて紛失や破損があった場合には、どちらにとっても大きなトラブルとなります。
補償される可能性も低くなりますので、必ず訪問見積もり時にスタッフに相談しましょう。

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